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ポリホニー編曲家

ポリホニー音楽のアレンジ、アドバイスをいたします

実際に更科が作成した楽譜です。

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作曲の音楽

音楽には、ソロ(独唱)コーラス(合唱)斉唱(全員が同じメロディーを歌う・奏でる)
そして重唱・重奏(複数のパートを其々が一人で演奏し合わせる)
ソロは声楽や歌うという勉強を奨めますが、ここでは合唱や重唱を極める編曲を行っております。
有名な合唱曲や組曲を其々パート(音域)で覚えて合わせる合唱に違和感を覚え、またパートごとや楽器ごとに演奏者の性格まで変わって来ることは知られています。

合唱に絞ると高音部のソプラノや男声合唱でのテノールは勝気でプライドが高い。
中音部のメゾソプラノやバリトンは、一番難しいメロディーが取れて歌えるという自負。
低音部のアルトやバスは、自分達こそ縁の下の力持ちであるという価値観を持つように植え付けられ、
時に、高音が出なくなったことを「落ちぶれたと」表現する者や、「メロディーなんて誰でも歌えるパートよっ」
「テナーなんて気が可笑しくならなきゃあんな声なんて出ないよ」「バリトンなんてオクターブを上がったり下がったり、あんなつまらないメロディーをよく歌うよねぇ」などとパートどうしは仲が良くないことを合唱団に入団経験のない方は想像もできなかったでしょう。
私の音域の最初はアルトそして音楽学校ではソプラノ、実際に活動し始めてからはメゾソプラノです。
長年合唱を経験し、そうした音楽らしからぬ心情を打破したいことと、常にソプラノはメロディーを歌い、その他はハーモニーというスタイルに疑問を感じていました。
伴奏が無ければフルコーラスを歌えないし、時には指揮者も必要になって来ます。
演奏会やコンクールが終わればその後二度と歌う事はないし、その時点で難しいメロディーは忘れていきます。


棺桶に片足突っ込んだ状態でも歌を楽しんで口ずさみたい。
伴奏がなくても指揮者が居なくても、鼻歌のような気楽で楽しいメロディー。

それら全てを打破したのが更科ポリホニー編曲です。

雛祭りの菱餅や地層のような高中低が常にその位置を保ちながら奏でるのはホモホニーと言います。

ベートーヴェンにや、安田祥子さん・由紀さおりさん姉妹の歌に代表されますね。和声学と言われます。

それに対して日本語では対位法と言われるポリホニー、バッハや小田和正さんや井上陽水さんと玉置浩二さんのハーモニーに代表される其々のパートが一斉に奏でるが、時々に其々パートが主役となる感じです。


マーブルケーキやマーブルクッキーの三つ編みの様に、主役が変わるのです。
他にもモノホニーも有ります。
つまり私が目指し求めているのは、歌い手や演奏者が全て輝くことです。
今までアルトを覚えて歌って来たメロディーを時にはソプラノを追い越す高音に流れていくのもとても楽しいです。
ソプラノの上に重ねるメロディーをオブリガードと言います。
丁度、冠やティアラのような感じです。
それが頭に大きなリボンを付けたらメロディーを殺してしまいます。
全然違う2曲を同時に歌って合うという曲の演奏もそうですし、カノン(輪唱)もそれに属します。
ジャズ演奏の様に、即興でセッションをする感じです。

作曲家や編曲家が作ったメロディーを暗譜して合わせるより、
自分が気楽に歌える程知っている曲には、即興でハーモニーを付けることが出来ます。
ヨーロッパなどでは一般市民でも、その辺で直ぐにハモッて歌っているあれです。
歌や声はとんでもない移動は出来ないのです。
そこに伴奏が有れば、それが箍(たが)となり、そのコード以外の音は出せないものなんです。
そういう事を上手く利用すれが、誰でもその場から即興ハーモニーが付けられます。
そのコツや経験をアドバイスいたします。

 

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